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Channel: ☆舶来工具について色々と語ろう☆
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メガネなのにメガネが無いとは…!

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9月2日に発売された新製品!
ヨン様やベッキーのCMでお馴染みの眼鏡市場から新製品が発売された。その名も「TOOL」。工具をモチーフにしたデザインをツルの部分に採用したメガネフレームである。この,スパナの他,ラチェットレンチ,スプーン,フォーク,クリップのデザインがあるのだが,残念な事に?メガネレンチが無い!。このフレームのキャッチフレーズは「アソビゴコロ×アナタ」だそうだが,残念ながらメガネレンチのメガネを作るという,アソビゴコロ?を持ったデザイナーは眼鏡市場にはいなかったようだ(笑。つーか,フツーの人はメガネレンチなんて呼び方は知らないか…!
 
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これがラチェットレンチ???
これを見て何人の人がラチェットレンチだと気がつくのだろうか?まぁ,ホントにラチェット機構が内蔵されていたらギアレンチの生みの親であるボビーさんもビックリだろうけど(笑。 
 
ちなみに,価格はレンズを含むメガネ一式で\18,900。この価格だとおそらく日本製じゃないだろうなぁ。まぁ,金が余っていたらこのフレームで老眼鏡でも作るのだが,老眼鏡を常用するまでの視力にはなっていないから,まだまだ先かな?その頃には人気が無くてラインナップから消えていたりして。あと,このフレームを上質工具の店の代表T野倉氏あたりにかけてもらいたい気もするが(笑。
 
 
蛇足だが,俺がつい最近作った近視用メガネはこれ。
パリミキとサイクルスポーツ誌のコラボでSP FIT601ってヤツです。これは軽いし,時速80km/h近くで走っても涙は出ないし自転車やバイクで使うには良いメガネですよ。付属のケースはサイクル用ヘルメットをモチーフにしたデザインなのだが,これがまたマニア心を解っているって感じです。もちろんこれは日本製。眼鏡の街,福井県鯖江市で作られているそうです。
 
 

HEYTEC

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先日,ドイツから輸入した工具セットの一部
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これは,四輪もバイクも作っているドイツ某メーカーの車載工具である。とくれば,工具マニアにはどこの自動車メーカーかバレバレ(笑。このメーカーの車載工具は昔からクオリティが高いので有名だった。それは車載工具でありながら,ちゃんとHEYCOを中心としたドイツ製工具で入組されているからなのだが…。
 
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しかし!
今回買ったこの,HEYCOで入組されたセットであるが,ラチェットハンドルだけがHEYTEC…!この工具セットは昔ならばHEYCOの丸形ヘッドのラチェットハンドルが入っていたはず。ちぇっ!この工具セットもついにコストダウンかよ…!ちなみに,HEYTECはHEYCOのディフュージョンラインであることは工具マニアなら誰でも知るところだが,その殆どはドイツ製ではなく台湾製をはじめとするアジア生産だという…!まぁ,HEYCOはチェコとアイルランドに工場を持っているので,そこで作っているという可能性も考えられなくもないが,その工場はプラスチック製品の工場なので,その可能性はまず無いだろう。ちなみに,HEYCOには付いているGARMANYの刻印だが,このHEYTECには全く付いて無い。
 
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ヘッドはこんな感じ
プッシュリリースボタンと,切り替えレバーにはペンタローブのようなデザインが施される。このレバーの表面加工の色合いは,いかにも台湾製といった風情?である。
 
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内部はこんな感じ
蓋を外すにはT9のトルクスを回さなければならない。ネジロックによりかなり固く締まっているのでナメないように注意したい。ちなみに内部の機構については特に珍しいメカニズムは採用されておらず,ギア数は48である。
 
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ギアはこんな感じ
 
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パウルギアはこんな感じ
これもまたドレイパーに似ている。ってか,スタンダードなラチェットならばみんな同じか(笑。他のHEYTECブランドのラチェットを見るとこのデザインではないようだが,カタログ見て推測すると台湾のウィリアムツールあたりのOEMかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 

BAHCO 7750

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バーコの7750といえば,ベルツァー亡き後もベルツァーのデザインそのままバーコブランドとして売られていたのはご存じのとおり。まぁ,残念ながらバーコのブランドに変わったとたんに製造がアルゼンチンに移ってしまったが…!ちなみに,この画像はバーコのページではなく,とある外国の工具店サイトであるが,今でも検索を掛けると殆どの場合この画像が出てくる。
 
ところがっ!
つい最近,こんな画像がヒットした!
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ナンだこれ?今までと全然違うじゃねーか!知らないうちにモデルチェンジしたのか???しかし,マイナーチェンジならともかく,これだけ変わったら普通は品番が変わると思うのだが…。それが検索で引っ掛かるということは同じ品番なのか???
 
で,早速メーカーのサイトを調べてみた。
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これがメーカーのサイトに載っていたもの。確かに7750だ。しかし,説明をよく見たらナンと!80TEETH!しかもTWO PAWLS!おそらく,スナップオンと同じメカニズムになったのに違いない。台湾製と噂されるようになってからまったく食指の伸びなかったスナップオンのラチェットだが,バーコならば欲しいかも。早速注文の手配をしたのは言う迄もない…(笑。そんなわけで,現在アメリカからの入荷待ちです。到着したらすぐにブログにアップしますね。って,もしかしたら国内の工具店に殆ど行かない俺が知らないだけで,既に日本へ普通に入っているんじゃねーだろうな?だとしたらマヌケ過ぎる…!(笑。
 
追記(H23.10.18)
色々と調べてみたら,「7750」は単なる品番ではなく,ベルツァー時代から受け継がれる工具の形状を表す番号のようです。たるざん氏のページに旧いベルツァーのラチェットが載っていたが,その品番も7750でした。つまり,3/8Sqの小判型ヘッドを持つスタンダードラチェットはバーコブランドになろうと,メカニズムがどう変わろうと,これから先もずっとラチェットの品番は「7750」で有り続けるのである。
 
 
蛇足だが,ラチェットハンドルは本当に台湾製なのか先日オートザービスショーに行ったときスナップオンのブースで質問をしてみた
「スナップオンのラチェットハンドルには最近U.S.A.の刻印が付いていないのですが,すでにアメリカ製ではないのですか?」
 
それに対する答えはこうだ。
「確かに100パーセントアメリカ製ではありません。ギアなどは台湾製だという話です。しかし,冷間鍛造の技術はアメリカでないとダメなのでボディはアメリカで作っています。組み立てと仕上げは,勿論アメリカ国内で行っていますよ。」
とのことでした。つまり,Made in U.S.AからAssembled in U.S.Aに変わってしまったのでUSAの刻印が消えた。というのが公式見解らしい。しかし,これはウソは言っていないがホントも言っていない。チャイナや台湾製であっても無表示なのだから,ユーザーにとっては区別がつかないためナンの意味もないのである。まぁ,先日のユーチューブの映像を見る限り,ラチェットハンドルの組立てはアメリカで行っているみたいだが…。
 

9月25日,ホームページを更新しました。

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本日,ホームページを更新。
 
「お肌に優しいソケットって…???」のページに,HEYCO 25-6を追加しました。
1/4Sqで,ドイツ製にもかかわらず?フルポリッシュ仕上げのソケットです。
 URL http://vespags.web.fc2.com/index.html
 
 
本日のオマケ!
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メチャクチャ寒かった昨日の志賀草津道路(R292)。午前6時40分。
気温3℃!この時期,下界でちょうど良い夏用グローブにメッシュのジャケットでは死ぬぞ(笑。まぁ,俺はさらにジャケット+フリースとインナーグローブ持って行ったけど,それでも手が冷たくて痛い。冬用グローブでも良かったかも。その後は奥志賀林道~雑魚川林道と走り,午後2時過ぎには横浜に帰宅。
この季節のチョー早朝ツーリング,チョー気持ち良くてハマりそうかも。

BAHCO NEW7750

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先日のブログにも書いたとおり,バーコの7750は知らないうちにモデルチェンジしていた。
急遽?輸入の手配をしてたが,本日それがアメリカから到着~!
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やっぱり予想どおり(笑。
工具マニアなら誰でも見覚えがある?スナップオンのデュアル80その物のラチェットヘッド形状。
ちなみに,グリップはプラスチック製のけっこう堅めの感触でアジャスタブルレンチと同じ材質のようだ。
 
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ヘッド部の拡大画像
右側だけを見たら,誰もがスナップオンだと信じて疑わないだろう。ブランドと魚マークはレーザー印字。
切り替えレバーのデザインはもしかしたら同じ部品かも???パテントは刻印ではペンディングになっているがUS PAT.7299720として2007年にスナップオンが取得している。
 
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勿論?,中身はこれ(笑。
これだけ見ているとやっぱりスナップオン。蓋のネジのサイズはT9のトルクスだ。これもまたギヤは台湾製なんだろうか?確かに,昨今のラチェットレンチ類はギヤを加工する台湾の金属加工技術のおかげで進化したと聞くが…!ギアレンチをはじめとするギア数の多いラチェットは殆ど台湾製だし。まぁ,パウルやギヤは間違いなくスナップオンと共通部品と思われ,どこでも入手可能だから破損を気にすることなくガンガン使えそうだ。
 
ところがっ!
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なんと!スペイン製でした。
しかし,バーコードは73始まりなので,パッケージはスウェーデンのようだ。こうなると,もしかしたらスナップオンもスペイン製じゃねーのか?と勘ぐりたくもなる。だからUSA刻印が消えたのではないかと。ちなみに,これの価格は$41でした。アメリカ国内の定価は$47くらいでスナップオンの半額か。まぁ,円高の現在,スナップオンが安く輸入できるし,価格とネームバリューから考えてもこれが正規に日本に入って来るとは考えにくい。これをEUから直接仕入れたらどれくらいの価格になるのか?ユーロも相当安くなっているし,これが普通に安く輸入されると,機能上だけを見たら高価なSnap-on Dual80の存在価値は全く無いと言いきれるかもしれない。なんせ,全く同じメカニズムなのだから…!
 

おぉ!BMW…お前もか!!

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9月17日のブログで紹介したHEYTECはBMWの車載工具だということは工具マニアには既にバレバレだと思うが,そのセット内容はこれである。
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空冷OHV時代ののRシリーズ用車載工具
ウォーターポンププライヤ,専用レンチ,メガネレンチ,コンビレンチ,片口スパナ,ニッパー,タイヤレバー,専用フックレンチ,検電ドライバー,ラチェットハンドル,エクステンションバー,ソケット駒,タイヤゲージ,シックネスゲージ,ポイントヤスリという組み合わせだ。この中でHEYCOブランドでないのは専用レンチ,コンビレンチ,タイヤレバー,検電ドライバー,ラチェットハンドル,タイヤゲージ,シックネスゲージ,ポイントヤスリで,ドイツ製でないのはラチェットハンドル,タイヤゲージの2点だけである。ちなみに,タイヤゲージはイギリスのPCL製。タイヤゲージも昔はHEYCO製だったのだが…!
 
で,この工具セットのパッケージは…?
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Made In Germany!!
まぁ,一部は違うが入組内容の殆どの製品がドイツ製なのでこのように表示出来るのだろう。しかし,構成工具が徐々にドイツ製でなくなっていくことに危機感を感じた?俺は,急遽,他の車種のセットもドイツから輸入してみることにした。
 
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これは,F650GSシングルの車載工具セット
プラグレンチ,L型HEX,1本,差し替えドライバー,L型トルクス4本,片口スパナ2本,両口スパナ2本,PH1ドライバー。この中でHEYCOブランドでないのは片口スパナ1本とPH1ドライバーだけ。その他は全て,HEYCOとBMWのダブルネームである。差し替えドライバーは過去に相性のテストに使ったのと全く同じ。あれはやっぱりBMWの車載工具だったのだ。エンジンが水冷化,点火系は電子化,吸気はインジェクション化されメンテナンスフリーになったためなのか,工具の点数はだいぶ減った。唯一気にくわないのはタイヤがチューブレス化されていないにもかかわらず,タイヤレバーが無くなった事か。
 
で,この工具セットのパッケージは…?
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Made In Germany!!(笑。
まだまだ捨てたモンじゃない。腐ってもBMW?ってか。(意味不明)
 
 
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これは,F800GSの車載工具セット
プラグレンチ兼レンチハンドル,3/8Sqヒンジヘッド,ビットホルダー,ビット(トルクス,+,HEX),リングヘッド(メガネ),スパナヘッド,Eトルクス駒,1/4Sqエクステンションバー兼スライディングTハンドル,LED懐中電灯である。レンチハンドルは倍の長さに伸びるスグレ物。LED灯は一見マグライト風?だがチャチイ作りである。工具にはHEYCOの刻印などなく,BMWの部品番号がレーザーで印字されているだけ。もちろん?GERMANYの表示もない…!何か嫌な予感(苦笑。
 
で,この工具セットのパッケージは…?
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Made In Taiwan!!(泣。
しかも,下にはMade In Chinaの文字も…!品番が違うみたいなので工具セットではないかもしれないが,BMWの部品もついにチャイナ製が混じりだしたという証拠か…。おぉ,BMW…お前もか…!せめて東欧製までにしてくれよ~!
 
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スパナヘッドはドイツ製トルクレンチと完全互換。
上3個が今回のF800GS車載セットに入っていた物。下4個は俺が20年くらい前に買ったスタビレーのトルクレンチ用スパナヘッド。その差し込み角のサイズは全く同じ。この規格はEU各国や台湾のトルクレンチに採用されているが,アメリカや日本のトルクレンチメーカーは採用していない。蛇足だが,この疑問を先日オートサービスショーの東日のブースで投げかけてみた。「東日さんのヘッド交換トルクレンチは,ドイツや台湾メーカーの採用している差し替えヘッドの規格にはならないのですか?」それに対する答えは,「特に採用する予定はありません。もし採用したら,日本国内のシェアをあっという間に台湾その他のメーカーに食われてしまいます。」とのこと。つまり,従来からのユーザーを離さないために,あえて独自規格のままにしているのだ。東日の差し替えヘッドを持っているユーザーは次もそれしか使えない東日のトルクレンチを買うしかないのである。まぁ,東日は信頼のあるメーカーだから,ユーザーは敢えて外国製のトルクレンチに乗り換える必要もないのだが…。
 
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車載専用ならではの工具…。
上がF650GS(シングル)用片口スパナ,下がRシリーズ用片口スパナ。共に24mmであるが,下の物は22*24のスパナを切り落として24mmの片口を作っている。昔,俺もそういう物を車載用に作ったことがあるが,メーカーも同じ発想で作っているのが面白い。
 
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しかも,ちゃんと切り落としてからメッキを掛けている。
ただ単に既製品を切り落としたのではない。おそらく,BMWから工具を受注したHEYCOは,新たに型を起こすのはコスト高になるので苦肉の策で?でこういう作り方をしたのだろう。22の刻印が残っているのはご愛敬か(笑。
 
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これもまた,車載専用ならではの工具。
15*17のコンビネーションレンチ。これだけを聞いたら「なんだそれ???」というような工具である。「必要なサイズをチョイスしたら結果的にこんな工具になりました。」という感じか。W-GERMANY刻印が泣かせます(笑。生産元はHEYCOではないが,紛れもない?西ドイツ製なのだ!
 
 
 
 

10月15日,ホームページを更新しました。

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本日,ホームページを更新。
 
「お肌に優しいソケットって…???」のページに,AmProの12mmを追加しました。
台湾製ですが,意外と綺麗な仕上げのソケットです。
 
それと,ツールショップガイドにn-tradingを追加しました。直輸入のドイツ製工具が意外と安いショップです。
まぁ,個人輸入する俺が利用することはないだろうが,円高が進むと,まとめて直輸入しているショップの価格が意外と安くなる場合もあるので常にチェックはしていますけど…(笑。
 
 
本日のオマケ!
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メチャクチャ気持ちの良かった朝のビーナスライン!!
10月9日午前7時41分撮影。殆ど貸し切り?状態ってか(笑。
しかし,その後通った昼過ぎのR299麦草峠は無秩序な4輪の違法駐車で大渋滞!白駒池あたりに行くハイカーが路肩へクルマを乗り捨てており,すれ違いも出来ない有様なのだ。ありゃあホントに酷い!

オレンジ色のニクい?ヤツ…

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先日のブログにも書いたが,EU製バイクの車載工具といえどもアジア化の波は避けられないようで,BMWの最新車載工具は台湾製になっていた。このままではどのメーカーもアジア製になってしまうのでは?と心配になった俺は,やはりクォリティが高いと昔から評判のKTMの車載工具をオーストリアから輸入することにした。
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KTM 4ストロークツールセット
名前の通り,4ストロークエンジンの中型エンデューロモデルの工具だ。入組内容は,ペンチ,メガネレンチ,スパナ,シャフト抜き(13ミリボックスレンチ付き)プラグレンチ,ソケット3個,HEXレンチ。オレンジ色はKTMのチームカラーである。この色合いはBetaやBahcoの工具をそのまま純正にしても全く問題が無いような気がするが(笑。
 
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プラグレンチ
プレス製作で一見チャチイ作りだが,材質はCr-V(クロームパナジューム)製。スパナやペンチもそうだが,B+Fというメーカーの製品みたいだ。早速ググってみたがB+Fというブランドは検索で引っ掛からず…!
 
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メガネレンチ
なんと!4サイズ回せるという車載工具ならではのアイデア製品。表側の12ポイントが32と21mm。裏側の6ポイントが27と17mmだ。残念ながら面接触ドライブではない。印字は浮きだし加工されて,ちゃんとしたハンドツールという風情を醸し出している。ちなみに,生産国や材質などの刻印は無い。ちなみに,32と27mm側に角みたいな突起があるが,これはフックレンチとして使う。だから形状がS型になっているのである。
 
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ソケット(HEXドライブ差込側)とドライブ部
なんと!ソケットの差し込みは6mmのHEXドライブ。しかも,ちゃんと6面にボールが嵌るディンプル加工がされている。HEXレンチの長い方にはボールが付き,これがソケットをホールドする部分だ。ちなみに,ボールの位置はちょっと上の方にあるのでキャップボルトのHEX穴はホールド出来ない。
 
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アクスルシャフト抜き(13㎜ボックスレンチ付き)
通称「栓抜き」。殆どの人が本気で?栓抜きだと思っているようだが,実はこれ,アクスルシャフト抜きなのだ。転倒時の破損を防ぐためにKTMのアクスルシャフトは突起部分が無く,そのままでは引き抜けなかった。溝だけは切ってあるので,それに栓抜きを引っ掛けて抜く。という使い方らしい。ただし,現行機種はこの栓抜きがなくても引き抜きが可能だそうだ。ちなみに,これだけが唯一ボックス部が面接触ドライブになっている。蛇足だが,HPやブログなどで「走り終わった後の至福の一杯のために栓抜きを付けている。」などと,もっともらしく?語られることも多いが,それを書いている人はKTM関係者がシャレで言ったことを真に受けた無知な人なのだろう。メーカーが車体をボルト一本まで肉抜きして軽量化を図っているのに,わざわざ余計なウェイトとなる物を車載する訳がないだろうに…!。
 
 
で,この工具セットのパッケージは…?
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MADE IN ITALY!!
ちょっと前までKTMの工具はスロベニアのウニオア製だった記憶があるのだが,現行はイタリア製のようだ。そうすると,この工具セットの「B+F」というのはイタリアのブランドなのか???
 
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今回,一緒に輸入したKTM純正工具
試しに車載工具ではないスプリングフックも輸入してみた。これはどうみてもBetaぢゃないか…!(笑。
 
で,これのパッケージは…?
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MADE IN AUSTRIA!!
なんと!KTMのオリジナル生産国であるオーストリア製でした。しかし,オーストリア製の工具って初めて見たな。当然,工具メーカーもちゃんとあるんだろうね。今度,調べてみるか…。とりあえず,KTM純正工具はEU圏内で作られているようで一安心?(笑。しかし,KTMの最新モデルであるDUKE125などはインドのバジャジオート製らしいので,その車載工具はきっとインド製なんだろうなぁ(泣。
 
 
本日のオマケ!
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ミラーツールのコンビネーションレンチの品番を探している?ぐるオヤジ氏にプレゼント(笑。
手持ちのミラーツールのカタログをコピーしました。品番はTB氏の推測どおりのようです。
 
他の工具も含むミラーツールのPDFファイルはこちら
 

11月6日,ホームページを更新しました。

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本日,ホームページを更新。
 
「お肌に優しいソケットって…???」のページに,KLEIN65912を追加しました。
おそらくOEM品だと思いますが,アメリカ製で綺麗な仕上げのソケットです。
 
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サイズ表記で上側が細くなるネコ耳字体?のMを使うのは意外と珍しいかも。
  
 
本日のオマケ!
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超気持ちいい!朝の表富士道路!!
11月4日午前9時30分撮影。殆ど貸し切り状態で最高っす!5合目まで上って,その後は富士川の河口で桜エビの天日干しを見てから,解凍品ではない本物の生桜エビを由比で堪能しました。ちなみに,プライバシー保護のために?バイクにはモザイクが掛けてあります(笑。
 
 
さらに,もう一つオマケ!
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13mmコンビレンチ収集家?の方にプレゼント(笑。
これは1967年のカタログです。しかし,品番は同じでも確かこの頃の製品はフルポリッシュじゃなかったと思うので氏がアップされているボニーは1970年代中盤以降の製品と推測します。ちなみに,俺も同じ物を使っています。別ページの記述を見るとオープンエンドは15度オフセットのようです。
 
PDFファイルはこちら
 
 

朗報???

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今日,久々に米国シアーズのページを開いたらこんなポップアップが出てきた。
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おぉ!ついに日本への配送開始!!
いつから解禁したのだろう?実はだいぶ前からで,俺が知らなかっただけ???
 
試しにあの工具のページを開いて見ると…?
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おぉ!5882.43円!!Add to Cartのボタンも消えない!
以前だったら,勿論JPY表示なんぞ出ないし,日本からのアクセスでは?Add to Cartボタンも表示されなかった…!。それがついにクラフツマンだけでなくシアーズ製品が日本でフツーに買えるようになったとは…!。これも異常な円高のおかげか?シアーズに日本からの販売要望が増え,円高による売り上げ増が見込まれるので解禁に踏み切ったのだろう。まだページは詳しく見ていないが,クラフツマンのカタログも普通にに送ってくれるかもしれない。これは期待したいところだが,残念なことに,ここ数年でクラフツマンの工具は多くが台湾やチャイナ製に移行してしまった!ライバルのKOBALTは今年からソケットやレンチ類が全て台湾製に換わってしまったのでクラフツマンもその轍をなぞるような気がしてならない。すでに新製品のソケットやギアラチェはチャイナ製だし…!。早いところアメリカ製で残っているクラフツマン製品をゲットしなければ…(笑。
 

11月26日,ホームページを更新しました。

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11月26日,ホームページを更新。
 
「お肌に優しいソケットって…???」のページに,Ko-ken3400MZ(Z-EAL)を追加しました。
当初はセット売りのみで単品入手不可能でしたが,8月からやっとバラ売りを始めたソケットです。
 
 
本日のオマケ!
この,Z-EALシリーズのラチェットハンドルには空転時の軽さ以外何の魅力も感じなかったが,Z-EALシリーズで当初から気になっていた製品がある。それがこれらだ。
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ユニバーサルジョイント3771Z
中間ピンを使わないボールタイプって何だ?と実物見る前は考えてしまったが,何のことはない。HEXレンチのボールポイント技術の応用だった。しかし,これに気付き製品化したコーケンの設計者はさすがである。しかも,高さが低い!
 
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手持ちのユニバーサルジョイントと比べてみる。
左から,FACOM,DURO,HAZET,NEPROS,今回買った3771CZ。やはり,ダントツで低いのはNEPROS。3771CZもそれに迫る低さであるが,ボールの下にスプリングが内蔵されており,押すと下がるので実効高さはネプロスより低いかもしれない。しかも動きのスムーズさとスリムさではKo-kenの方が優位。トータルでは3771CZの方が評価が高いと思う。
 
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一番左が今回買った3300CZ-18
(他のスパークプラグソケットと並べてみる)
その右からネプロス,ハゼット,スナップオン。共に18mm(NGKのDサイズ)のプラグソケットだ。昔乗っていたホンダ車はスナップオン(外径実測25mm)で大丈夫だったが,その後買い換えたバイクは外径が太すぎて使えずハゼット(外径実測24mm)に買い換えた。これで,かろうじて入るようになったが,このハゼットが使えないヤツで,18mmと表示されているのにもかかわらず,NGKのプラグが入らない!。しかし,チャンピオンのプラグは入ったので,実際のサイズは11/16in(約17.5mm)なのだろう。その後のバイクはさらにクリアランスが無くて,ネプロス(外径実測22.9mm)に買い換えたワケだが…。で,今回買ったZ-EALは???
 
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なんと!ネプロスと同外径の実測22.9mm!!
おそらく,カタログ寸法は共に23mmなのだろう。さすがに,ロートルクのプラグソケットとはいえ,これ以上肉薄にするのは不可能なのだろうか。
 
注:今回比較対象とした外国製工具は1980年代~1990年代の物ですから,あくまで参考にとどめてください。特にハゼットの現行機種が現在もNGKのDサイズに対応していないかは未確認です。あと,スナップオンの18mmプラグソケットは絶版品で11/16inのみになったようです。昔は両方あったのだが。
 

物欲を満たす造形美

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本日,おフランスから工具が到着~!
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ファコムの工具
勿論,現行ファコムの工具は既にフランス製ではないことは承知の上での注文である。ファコムの工具群からFRANCEの文字が消えて久しい。一番最初に消えたのはユニバーサルジョイントあたりだったか?俺が1990年代前半に買ったときには既にFRANCEの文字はなかった。同時期に買った1/4Sqと3/8Sqのユニバーサルジョイントだが,前者のみFRANCEの文字があった。同じ頃買った黒グリップのプライヤー類もすでに刻印無しだった。ちなみに,今回買った工具にも,当然?FRANCEの文字刻印が一切無い事は言う迄もない…(苦笑。
 
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今回輸入したラチェットハンドルとアジャスタブルレンチ
昔,CDXシステムのハンドルSJ171の発売時,これが3/8Sqで出てくれれば…!とずっと思っていた。名機J161にプッシュリリースを付けた物は間違いなくJ171という品番だろうと予想していたが,その通りに?だいぶ後になって発売された。今回買ったのは,そのロングタイプのJ174だ。その下は数年前?に発表されたが日本では正式に発売されなかったティアドロップ型シリーズの1/4SqハンドルRL161と日本でも発売されていたアジャスタブルレンチだ。ちなみに,ラチェットハンドルはUS.PATD417373,アジャスタブルレンチはUS.PATD465706のデザインパテントを持っている。
 
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RL161はこんな感じ。
完全シールドタイプ。ティアドロップ型にもかかわらずギヤ数72と多ギア。グリップエンドに穴が付き,落下防止コードなどを取り付けられるようになっている。で,普通なら?ここで分解した画像などを載せたりするところだが,このラチェットはギアレンチなどと同じような作りのようで,蓋を止めているビスやクリップなどはどこにも無い。実質分解不可能なラチェットである。ヘッドの背の部分は通常の製品のように真っ平らではなく微妙な曲面で膨らんだようなデザインとなっている。この造形美は悔しいけど日本のメーカーでは出せないんだよなぁ。蛇足だが,ググってみたら現在,原工具が直輸入\4980で販売しているようです。まぁ,俺の場合は個人輸入なので送料込みでもそれより1000円以上?安かったわけであるが…(笑。
 
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オイルフィルターレンチとリベッター
赤と黒はファコムのコーポレートアイデンティティ。機能優先で無骨なデザインと色気のないカラーになりがちなこの手の工具を華やかな感じに仕立て上げられるのはファコムならではと言えるかも。フランス製から台湾製?に替わっても欲しいと思う工具はファコムだけといっても過言ではない。と言ったら褒め過ぎか…!。蛇足だが,俺は勿論オイルフィルターレンチは専用のカップタイプを持っているし,リベッターは国産ベッセルのラチェットタイプを昔から持っている。機能上はこれらの方が断然上である。しかし,所有していることに対する物欲の?満足感は残念ながら殆ど無い…(笑。ちなみに,オイルフィルターレンチはUS.PAT619090の機構でパテントを取得している。
 
 
クリップリムーバーは特に特徴も無いので写真省略(笑。
クリップリムーバーは,まさにチャイナ製といった風情。ストレートアストロあたりで売っている物と殆ど
同じである。あと,12mmの12ptソケットJ12は後日HPで検証して紹介します。付け加えると,今回輸入した工具のパッケージや取説に生産国表示は一切無し。しかも,SJ171の取説(機構が同じなのでJ174としての取説は付いていない)については中国語や日本語まで併記されていて,いかにもアジア製といった臭いが漂っている???しかし,製品パッケージのバーコードはすべて31始まりなのでフランスでパッキングされていることは間違いないのだが…。(注:バーコードが30~37で始まる製品はフランスでパッキングされた製品です。)
 
 

チャイナを承知で?人柱…(苦笑。

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昨日,この工具がアメリカから届いた…。
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CRAFTSMANのギアードレンチ。
まぁ,固有商品名を気にしなければ通称「ギアレンチ」である。今年の半ばくらいからだろうか?ネット上でクラフツマンのこの手の商品がチャイナ製になっているという書き込みをアメリカの工具関係フォーラム等で目にするようになった。クラフツマンの公式ページでクラフツマンクラブという掲示板があるのだが,そこでも同様の書き込みがある…!普通なら,ネット上でその情報を見たら,もっともらしく自分のブログなどで「クラフツマンのギアラチェはアメリカ製ではなくなってチャイナ製になっている。」などと書いてしまいがちだが,輸入工具ヲタクたる者,そんなことではいけない。リアル情報に勝る物は無いのだ。つーことで,チャイナ製を承知で?輸入してみたと言う訳だ。しかしながら,「アメリカ製が来たら儲けもんだな…。」などと,ちょっと期待していたことはナイショだぜ…(笑。
 
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やっぱりU.S.Aの文字は無い…!(泣。
D-AAという記号は何?チャイナ工場の記号か???普通,生産元が替わり品番も替わるとeBayや生産中止品専門店に大量に出回るので,「あっ,生産中止になったな。」と,だいたい見当が付くのだが,今回はまったくそういうことがなかった。よくよく調べてみたら,品番はそのままで生産国だけが替わったようなのだ。今回はチャイナ製を承知で輸入したからバラ買いでパッケージは無い。しかし,とある工具フォーラムで書き込みのあった「シアーズのページ写真に騙されてはいけない。この工具はチャイナ製である。パッケージにもそう書いてある。」という一文(勿論英語です)を読んでもチャイナ製なのは間違いないだろう。(注:シアーズのページは未だにアメリカ製当時のUSA刻印入り画像を使っているので勘違いしやすいのだ。)
 
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これがクラフツマンのアメリカ製ギアードレンチ
USA刻印が光ってます???どれも3年以上前に買った物だが,スペアを買っておけば良かったかなぁ(苦笑。
超円高で輸入しやすい時にはアメリカ製無し…か!皮肉な物である。と言うことは,同じアペックスツールグループであるアームストロングやマトコのギアードレンチも既にチャイナ製なのか???
 
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しかし,まだ望みはあった…!
これもクラフツマンのギアードレンチなのだが構造が違う物だ。これだけは未だにアメリカ製だという…。
ちなみに,上側のレンチのオープンエンド部は早回し用みたいに見えるがハイトルクオープンエンド(US PAT.7146884)という力の掛かるオープンエンド構造である。試しにこれで早回しを試みたら,ボルトやナットから簡単に抜けてくれなくて全然早回し出来ない…(苦笑。
 
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リング部はこんな感じ
ギアレンチタイプとは全く違う構造で,「パウルレスラチェットレンチ」という。これは古いタイプのギアラチェだと思いきや,比較的新しい製品なのだ。2006年にUS PAT.7051623としてEASCOがパテントを取得。製品としてはクラフツマンが2008年頃,アームストロングは昨年に新製品として発売している。ギアレンチタイプ全盛の中,これを新たに発売する意図は何だろう?あくまで推測だなのだが,ギア数を犠牲にしてもシンプルな故障の少ない構造が売りなのではないだろうか。ちなみに,ギア数は30。
 
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パウルレスラチェットの構造はこんな感じ
パウルギアではなく,一枚の鉄板がギアの受けになっている。
回転するギアの山は通常の形ではなく,鉄板が引っ掛かるような形状だ。
 
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これがアームストロングのパウルレスラチェット
アームストロングではMAXX Power Ratcheting Combination Wrenchという名称で売られている。ピカピカのフルポリッシュで勿論,USA刻印のあるアメリカ製。これもまたEASCOの工場で生産された物だ。前にも書いたかもしれないが,旧ダナハーツールグループのアメリカ製レンチは,マトコ,アームストロング,K-D,アレン,クラフツマン,コバルトなどすべてがEASCO HAND TOOL製なのである。まぁ,残念ながら最近のK-D以下のブランドは急激に?チャイナ製(上海SATA製?)になりつつあるのだが…!
 
※未確認情報だが,旧ダナハーの中堅ブランド以下は2011年からすべてチャイナ製にシフトしてる?という噂も…。今売っているアメリカ製は売れ残りだとか…!
 

12月17日,ホームページを更新しました。

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12月17日,ホームページを更新。
 
「お肌に優しいソケットって…???」のページに,FACOMのJ12を追加しました。
まだフランス製だった頃のJ12Hも良い感じでしたが生産国が替わってもそれは変わりません。
 
 
本日のオマケ!
先日,上記のソケットを含めて一緒に輸入したBostのプライヤーセットのご紹介。
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2009年にPRIMOというビニールグリップの製品を輸入したが,今回はそのコンフォートグリップ版のEXPERTというシリーズの物である。
 
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グリップ以外はPRIMOと同じ。
ウォーターポンププライヤーだけにFranceの印字が入る。
色は違うが,これがFACOMブランドのプライヤー類のオリジナルモデルである。
 
が,しかし!
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全てのグリップにFRANCEの文字が…!!
まさか,グリップだけがフランス製って事じゃねえだろうな…。
 
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グリップの内側
ここにも,Bostのコーポレートアイデンティティであるディンプル加工が施される。握る部分である外側には無いので(外側は凹みではなく穴加工)デザインのための加工であることは間違いない。
 
 
追記!
11月19日の記事でシアーズが日本への配送開始という記事を書きましたが,「ポチったけどクラフツマンの工具は買えなかった!」という書き込みがバイク板の工具スレにありました。やはり,重量物は配送してしてくれないのかもしれません。ちなみに,先日の記事にあるクラフツマンはシアーズ経由ではないので俺は未だ未確認です。

EASCO HAND TOOLS

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八方手を尽くして?やっと手に入ったEascoブランドの工具…。
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勿論?新品のデッドストック品である。
中古工具をeBayなどで入手する事はいくらでも可能だが,新品を手に入れる事に意味があるのだ(笑。
この,Eascoは旧ダナハーツールグループの中枢メーカー。ダナハー=イースコと言っても過言ではない。現在ではブランドが表に出ることはないが,クラフツマン,アームストロング,マトコ,KD,アレンなど旧ダナハーツールグループのアメリカ製レンチ類を一手に生産しているのである。嘘だと思うならEascoが所有している工具関係のパテントをググってみるといい。旧ダナハーツールグループの各ブランドに使われるパテントがゾロゾロ?出てくるはずだ…。
 
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Easco製のレンチ類
この中で,クラフツマン製品の生産に関しては1938年より続いている。Eascoのルーツはは1900(明治33)年に設立されたMoore Drop Forging という会社で,そのムーアドロップフォージは1967年にEastern Stainless Steel Corporationに吸収され,1969年新たにEascoとして再編された。つまり,EascoとはEastern Stainless Steel Corporationの頭文字から来ている名称だったのだ。その後,1990年にダナハーに吸収され,会社組織としてEascoの名前は残ったが,ブランドとしてのEascoはここで消える事になる…。だから,今回手に入ったEascoブランドの工具はそれ以前の工具なのだろうと思われる。
 
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Easco製のラチェットハンドル
クイックリリース以外は一番高価なマトコもメカニズムは全く同じ。俺がMATCOにイマイチ魅力を感じられないのは高価なクセにダナハーの下級ブランドとメカニズムがほぼ同じで,しかも同じ工場製だという点だ。一応,輸入工具ヲタクゆえマトコは何本か持っているが,心から欲しいと思ったことはない…(苦笑。ちなみに,一番上3/8Sqのアレン約3本分が一番下のマトコ1本分の価格である。
 
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Easco製のソケット
刻印以外は殆ど同じ。これは廉価版のソケットだが,各ブランド共,高級なラインナップの方は大きなレーザー印字が施される。
 
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特徴のあるSq部
この四角い溝が2段になっているのが最近のEasco製ソケットの大特徴だ。これはEascoのパテントではないがUS pat.6240813によって作れる。ダナハーから発売されるソケットでアメリカ製のみ採用。台湾やチャイナ製のソケットにはこの機構は採用されていない。いずれはUS pat.5910197で作られたハンドルと組み合わされるのだろうが。残念ながらハンドルの方は未発売である。
 
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Sq部の拡大
四角いディンプルの二段構造がよく解ると思う。
 
 
で,メリークリスマス!ということで本日のオマケ!!
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今年こそは?パネトーネを焼いてみた。
思えば昨年は「焼く」と言いつつ結局は焼かなかった。それが今年はどういう風の吹き回しかというと,先日の飲み会で「クリスマスはパネトーネを焼きますよ。」とポロっと言ってしまったら「実物を見ないとわからねー。」とか,「口先だけだろ?」みたいな話になり,結局職場に持って行くハメになったのだ(苦笑)ホント,この寒い冬に甘いパンを天然酵母で焼くということは相当な時間が掛かる事を覚悟しなければならない。まさに一日がかり。生き物ゆえ,オーブンを発酵レンジにしてタイマーセットしたら終わりということはない。ちゃんと生地温度に気を遣い,発酵の様子を見ながら膨らんでくるのをひたすら待つ訳だ。今日は生地の仕込みに入ったのが10時前。そして焼き上がりが18時過ぎだ…!ちなみに,粉は北海道産の「はるゆたか」,酵母は「白神こだま酵母」,中に入れたドライフルーツは5年以上マイヤーズラムに漬け込んだ物を使用しています。
 
 

12月26日,ホームページを更新しました。

WRIGHTGRIP

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先日,アメリカから届いた工具…
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ライトツールのライトグリップというコンビネーションレンチ。ピカピカのフルポリッシュで,いかにもアメリカンツールという風情。この,ライトグリップが発売されたのはだいぶ前なのだが,長らくメトリックサイズはなかった…!それがついにメトリックがラインナップされたと聞き,急遽輸入してみたと言うワケだ。勿論,MADE IN U.S.Aなのは言う迄もない…。
 
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従来から持っているモデルと並べてみる
俺が従来から持っている物は梨地仕上げだが,WRIGHTGRIPはフルポリッシュだ。
 
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これがライトグリップ
開口部の後部に細かい5本の溝が入る。これは両側に付いている。形状としては,スタビレーのソフトグリップにスナップオンのフランクドライブプラスの細かい溝を足したような感じか。
 
リンク先の説明文をグーグル先生に翻訳してもらうと…?
オープンエンド対称レンチは完全にレンチのあごに装着ファスナーを保持する。ジョーが持っているファスナーを係合、それが完全にレンチとこれらの平面のセクションから外向きにして後方に伸びる鋸歯状に分岐するセクションにしっかりと装着されているファスナーのフロント側の角からはみ出している、実質的に平面と平行なセクションで表面を。鋸歯状の発散項では、弓状またはわずかに傾斜させてもよい。セクションの発散の両方のタイプの滑りを軽減するために設計されており、ファスナーの背面側の角との接触を避けるように設計して配置されているファスナー - 魅力的なキャビティの後方の角に接続されています。ファスナーの背面側の角との接触を回避し、応力集中点を避けるためにレンチのキャビティの背面側の角弓状。コー​​ナーを接続する喉は2つの緩やかなカーブや中央の円弧につながる平坦な表面を持っています。この修​​正された"U"のデザインは剛性をレンチ、の喉のより多くの金属を提供する...
 
って,何かよくわかりませんが…(苦笑。要は,他社のドライブと同様に,ボルトやナットの角を痛めず,力が逃げにくくナメにくいオープンエンドなのでしょう。
 
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他社の同じコンセプト製品と並べてみる…。
上から,WRIGHT,ARMSTRONG,JH.WILLIAMS,Snap-on。この中で,細かい溝があるのはライトとスナップオンだけ。写真では判りにくいが,アームストロングは奥側に凹んだ溝がある。溝が無いタイプであるスタビレーのソフトグリップはここには載せないが,それも含めていずれはボルトに対する攻撃性を比べてみる予定。題名は勿論,「お肌に優しいスパナって…???」である(笑。
 
 
 
ブログ閲覧者の皆様,それでは良いお年を!
今年一年,当ブログ及びHPのご贔屓ありがとうございました。今回が今年最後の更新です。
来年もよろしくお願い致します。  

あけましておめでとうございます。

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今年も当ブログをご贔屓に!
HPもよろしくお願いします。
 
 
 
で,本日のオマケ!
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今年の伊達巻き(笑。
昨日は,恒例の?伊達巻き作り。去年より海老の量を多めにしたのでなかなか良い感じに焼けました。
モチロン,お味の方もバッチリですよん!これ食ったら出来合いの物なんて食べられませんってか(笑。

1月8日,ホームページを更新しました。

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1月8日,ホームページを更新。
 
「お肌に優しいソケットって…???」のページに,S・Kの43711を追加しました。
ファコムと提携していた時の名残を感じさせる1/4Sqのソケットです。
 
 
 
本日のオマケ!旧ロゴを探せ!番外編(笑。
もう一年以上?も更新が無い「旧ロゴを探せ!」の記事。ネタ切れだろと思われるのも仕方が無いが,決してネタ切れでは無く?,残されているのは旧ロゴがいっぱいあるメーカーになってしまい,イマイチ記事にまとめられないのだ。過去に,ベルツァーで年代がブレてしまったので慎重にならざるおえない。やはり,書くからには正確な情報を発信したいから,どれが一番古いロゴなのかを調査中というわけだ。まぁ,気長に待ってくださいな。←って誰も待ってないってか…(苦笑。
 
で,今回の旧ロゴ!
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これが何だか判る人は相当な工具通???。施の下に伸びた部分に注目…。
注:画像はクリックしても大きくなりません(笑。
 
 
現行ロゴ
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これは誰が見ても明らかですね。そうです,スナップオンチャイナのロゴ。まぁ,スナップオン工具の生産がチャイナに全面的にシフトしてもこのロゴが工具に刻印されることは無い?のだが,会社表記や中国語のカタログ(そんなもんあるのか?)には記されるであろう現行ロゴである。まぁ,チャイナ国内には言語がいくつもあるし,漢字も書体がいくつもある。「単に表記方法が変わっただけだろ?」というツッコミもあろうかと思う。しかし,当初スナップオンチャイナのWEBページは上の漢字ロゴで統一していたのだ。それが知らないうちに下のロゴに替わっていたと言うわけだ。まぁ,当初事務所を構えた上海?の言語(上海語)で表記したが,オリンピックを開催するにあたり,対外的にマズイということでチャイナの公用語(北京語)に表記を改めたのだろうと俺は推測してるのだが…。
 
 
 

ぬか喜び…!

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11月19日の記事で「朗報???」と称してシアーズが日本に発送開始でクラフツマンの工具も買えるようになったかも。と書いたが,悲しいことに,実現しなかったことがわかった。上はその時のWEBページ画像である。当初,Eligible for International Shippingと表記され,国際配送の送料があるような感じだったが,今日,ページを訪れたら表記が下の画像のように替わっていた!
 
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Add to Cartのボタンは出ず,楕円で囲んだところにはこう書いてある。
Not available for International Shipping
やっぱりダメかぁ(泣。前回より値下がってるのに…!
 
ただし,ページをリロードするとEligible for International Shippingの表記に替わるので,未だ完全にはページが修正されていないようである。円表示も相変わらず出て来るし…。結局,「クラフツマンが日本から普通に買えるようになる。」というのは実現せず,ぬか喜びに終わったようだ。仕方ねぇ,今まで通り?私書箱経由かeBayで買うかぁ(苦笑。
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