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Channel: ☆舶来工具について色々と語ろう☆
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Ti PRO LIGHT

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今日この工具がアメリカから届いた…。
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MOTION PROのTi PRO LIGHT
何かさえない色のレンチだと思われるかもしれないが,実はこれ,超軽いチタン製のレンチなのだ。チタン製にしてはいやに安いので円高に便乗して輸入してみたというワケだ。8,10,12,14mmの4本セットがポーチ付きで$106.99。別売りの13mmが$38.99。合計$140.98!それに送料が加わるのだが,円高なのでそれにしてもカード会社からの請求は合計\13,000くらいのものだろう。ちなみに,このモーションプロはオフ車乗りなら誰でも知っている?バイク用SSTメーカーだ。で,このレンチは何故安いのか?勿論?チャイナ製だからなのは言う迄もない…(苦笑。蛇足だが,モーションプロの工具は殆どが台湾とチャイナで生産されている。
 
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全体像はこんな感じ。
表側のみにレーザー印字。軽いチタン製に加え,さらにライツールのような肉抜きが施される。
 
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オープンエンド部はこんな感じ。
切削痕などはなく意外と綺麗な仕上がり。面取り処理はされていない。
 
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ボックスエンド部はこんな感じ。
こちらも同じく切削痕などはなく意外と綺麗な仕上がり。ザグリは比較的浅めの点接触ドライブだ。
 
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ファコムの40Tiと並べてみる。
やはり比べるのは酷か。ファコムは常用のプロフェッショナルユース。片やモーションプロの方は非常用の車載工具である。それもそのはず,パッケージの説明にはNot recommended for everyday shop use.とちゃんと注意書きがある。まぁ,価格も40Tiは12mmが当時一本$200近くしたから比べること自体ムリがあるのだが…(苦笑。
 
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Ti PRO LIGHTのトレードマーク
ホントはここでMotion Proのリンクを貼り付けたいのだが,何故か「使用できない文字列云々」などとエラーが出て貼り付けられないのだ。興味ある方はMotion Proでググって見てください。

いったいどっちなんだぁ~!!!

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先日紹介したモーションプロのレンチと一緒に輸入した工具がこれ。
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Century DRILL & TOOL CO.のトルクスソケット
TORXの正式ライセンスを取得していないメーカーなのでStar-driveという名称を使っている。 しかし,Camcar社のライセンスを取得していないからといって曖昧な規格で作られたニセモノというわけではなく,単にトルクスという名称を使用出来ないということだけである。今やトルクスは国際的な標準規格といってもいいくらい普及している。チャイナ製のパチ物ならともかく,まともなメーカーならトルクス規格に完全互換で作っているのは間違いないはずだ。蛇足だが,このCentury DRILL & TOOL CO.は1940年創業の比較的古いメーカー。WEBサイトを見ると工具のパッケージデザインが替わっているので俺が買ったのは在庫品かも…?さらに,サイトのニュースページを見ると2008年に会社のオーナーが替わっているようなので,その時現在のパッケージデザインに替えたのかもしれない。
 
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先端はこんな感じ。
比較的綺麗な仕上がりである。面取りもしっかりとなされており,好感が持てる。
刻印は品番や生産国の表示は一切無く,CHROME VNADIUMとT**というサイズ表示だけである。
 
 
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Sq部はこんな感じ。
何故か今時珍しい?一穴タイプ。しかし,角にはしっかりと逃げ加工がある。
当然?,中にはディンプルは無い。
 
 
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Made in Taiwan or the U.S.Aって何だよ…???
俺も長年輸入工具を扱っているが,この表示は初めて見たぞ。これはアメリカ製なんだと思い込めばそれはそれでハッピー?なんだが,もしかしたら台湾製?などと考えると夜も眠れない…(笑。工具の仕上げの綺麗さを見ると台湾製のような気もするし,ディンプルではなく一穴という設計の古さを見るとアメリカ製のような気もするし…!
 
いったいどっちなんだぁぁぁ~!!!
 
しかし,バーコードは0始まりなのでアメリカでパッケージされているのは間違いない。
ま,チャイナ製じゃないだけヨシとするか…!(苦笑。
 
 
 
 
 

スイスから届いた手紙?

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先日スイスから郵便物が届いた…。
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PB SWISS TOOLSのカタログ
実は,だいぶ前に請求したのだが,すっかり忘れていたのだった(苦笑。当然,最新の2012年版。日本国内では大阪の喜一っちゃんに頼めば送ってくれるが,日本語版とはいえ一冊1050円!しかも2009年版で古っ!それが,英語版だが最新版を無料で手に入れる事が出来るのだ。さすがPBは太っ腹だぜ!(笑。経験から言うと,多くのメーカーの場合,カタログは本国のみか,EUのメーカーならばEU圏のみとかの発送しかしてくれない。もしくは日本に代理店がある場合,そこから手に入れてくださいなどと言われ送ってくれないことが多いのだが,今回は請求フォームに入力するだけで送ってもらえた。もちろん無料!しかも,チェックすればPBから直々に最新情報がメールで届くというオマケ?付きである。
 
しかし,いい時代になったもんだ。俺が舶来工具に目覚めた頃なんて国際返信用切手入れてメーカーに直接手紙で請求だもんなぁ。しかも,インターネットなぞ無い時代,所在地を調べるすべが無く,知ることが出来た僅かな数のメーカーしか請求出来なかった。とりあえず,行きつけの工具店などで古いカタログを貰い,それに載っている所在地に片っ端から請求したのは懐かしい思い出だ。初期の頃は切手も入れず,請求の文章も意味不明?だったからか,殆ど空振りで終わってしまったのには苦笑モノだが…。その中で,唯一?アメリカのS・Kが送ってくれたカタログは本当に嬉しかったなー。あと,ベルツァーにカタログの問い合わせをFAXしたときは,「近々サンドビックのグループになるので,これからのコンタクトはサンドビックジャパンへお願いします」(←もちろん英語です)みたいな内容の返信FAXが来て,それを行きつけの信和商事に見せたら,まだ日本の代理店にはそんな情報がまったく来ていなくて驚かれたり…!とか。
 
まぁ,昔話はこれくらいにして…。
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カタログの目次
PBのカタログは昔から目次に写真を使っているので,その時代の生産ラインナップが分かる。最新カタログはちょっと大まかな区分になっており,チゼルやポンチの類は叩きモノ?としてハンマー写真のカテゴリーに含まれるためインデックスに写真では載っていない。
 
 
本日のオマケ!
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昔,工具屋でもらったPBのカタログ
右が1982年で左が1992年のカタログである。ちなみに,1992年の方は日本語版。
 
 
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1982年のラインナップはこんな感じ
未だ,香ばしい香りの?赤グリップの#100シリーズが主流。その後絶版になったがそれと全く同じ形の廉価版である黄色グリップの#3000シリーズがラインナップされている。この#3000シリーズは日本国内では殆ど見かけなかったからある意味貴重なアイテムかも。もちろん,俺も持っていない(笑。ちなみに,これのパクリなのだろうと思われるが,ベツセルのNo.1300シリーズはPBの#3000シリーズにそっくりだ。ちなみに,このカタログは,一昨年倒産した東京のダイイチでもらったもの。
 
 
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1992年のラインナップはこんな感じ
それから10年経つとこんなラインナップになる。未だ,#100シリーズが主流だが,黄色グリップの#3000シリーズは消え,新たにマルチクラフトグリップがラインナップされている。この時期の製品はポンチやチゼルなどの表示がペイント表示で,使っているうちに消えてしまうのが腹立だしい。消えたらサイズが分からなくなるじゃんか。しかし,その後レーザー印字に改良?され(そのレーザーも消えるんだが…!)現在に至っている。このカタログは信和商事でもらった物。
 
 

CTA Manufacturing Corp

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俺は現在,アメリカ製で生き残っている工具を買い集めている。過去に,知らないうちにアメリカ生産ではなくなり買いそびれた製品は数知れず…!工具だけでなくアパレル,雑貨,家電製品など挙げて行くとキリがない…。気がついたときは台湾やチャイナ製に替わっていて悔しい思いをしたこと多数。「手に入れられるうちに手に入れておけ!」これが過去の経験から得た教訓である。さしずめ,当ブログをファン登録していただいているH氏のブログの題名をパクらせていただくならば「消えゆくアメリカンツールたちを追って」ということになろうか…(笑。
で,今回輸入した工具はこれ。
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CTA Manufacturingの工具。
先日輸入したCentury DRILL & TOOL CO.のトルクスビットは「Made in Taiwan or the U.S.A」という謎の表示でアメリカ製かどうかもわからないような製品であったが,今回は紛れもない?アメリカ製である。E-TORX,T-TORX,TORX-PLUS,HEXの各ビットソケットのセットを輸入してみた。
 
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各製品はこんな感じ。
仕上げは先日輸入したCentury DRILL & TOOLの製品と同じようなレベルでとても綺麗な仕上がり。USA刻印が光って?ます(笑。しかし,左から2番目のビットホルダーだけが無刻印。ホントに何も印字されていないノッペラボー?なのだ。
 
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各Sq側はこんな感じ。
角の逃げ加工は無し。4面ディンプル加工。切削痕などは殆ど無くこちらの面も綺麗。この仕上げの感じはおそらく冷間鍛造品なのは間違いないだろう。これらはOEM品と推測されるが,形状から見て先日輸入したCenturyとは明らかに製造元が違うようだ。従来から持っているLISLE製品とも違う。LISLEは見るからに熱間鍛造品だ。
 
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もちろん,MADE IN USA!
ただし,今回送られて来た製品はHEXが1996年,その他が2002年のコピーライトがクレジットされているから,最新の製品がアメリカ製で生き残っているかは定かではない。購入先は在庫品から発送しているみたいなので,買ったのは最近でも送られてきたのは置き古しの製品(要はデッドストック)だからだ。
今回は,それぞれの製品の説明文にMADE IN USAと書いてあったから注文したのであって,その表記が無ければ注文することはなかっただろう。オンラインカタログを見るとチャイナ臭が漂っているからなぁ。
 
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CTAは1978年創業の主にアメ車用SSTメーカーである。製品内容はLISLEK-Dなどと被る感じ。中にはアストロやストレートなどで見かける製品もラインナップされているので台湾やチャイナ製も多そうだ。
 
 
 
余談ですが…!
蛇足だが,先日,某工具スレで俺のホームページは「工具の仕上げなどだけを重視して,性能や使い勝手などについては一切言及しておらず参考にならない」というような内容の厳しい評価?をいただいたのだが,工具は各人が使ってみないとわからないしそれぞれ感じ方も違うので,俺の場合その手の内容にはあまり言及しないように意識しています。「この工具はこんな感じでした。」という俺の記事を読んで各人がそれぞれの感性で判断していただけたらと思います。ただ,経験から言うと「仕上げの綺麗な工具は使いやすい」これだけはハッキリと言えます。面取りなどがキッチリなされた製品はメッキも剥がれにくいし,対象物にスパッと填める事が出来るし,何よりも製品に対するメーカーの姿勢がわかります。スナップオンやネプロスみたいにピカピカのメッキは要らないけど仕上がりの綺麗な工具が欲しい!これは俺が常に思っていることなのです…。

消えゆくアメリカンツールたちを追って…。

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前回にも書いたが,今俺はアメリカ製の工具を集めている。今や絶滅危惧種?であるアメリカンツール…!今回輸入したのはこれらの工具だ。
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ARMSTRONGの工具
アメリカ製を売り物にしている?力こぶのマークで有名なアームストロング。当然,ギヤードレンチ類も製品の100パーセントがアメリカ製だ。今やアメリカ製のギヤードレンチはこれらを生産しているEASCO製しか存在しないようである。初期のスナップオン製ギヤードレンチもアメリカ製だったようだが,現在は台湾製になってしまったようで,アメリカ製で生き残っているのはEASCOが生産しているアームストロングとマトコやクラフツマンの一部製品くらいだろう。
 
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コンビネーションギヤードレンチ
上から,リバーシブル,スタンダード,スタビー。ピカピカのフルポリッシュだが,国産のネプロスのように極端に仕上げが良い訳ではない。メーカーも謳っているとおりアームストロングはあくまでインダストリアルツールである。もともとは設備系にシェアがあったメーカーゆえ,インダストリアルツールの中でも比較的綺麗な仕上げの工具なのだろう。しかし,写真がイマイチだなぁ。フルポリッシュの工具って撮るのがホント難しい(苦笑。
 
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ボックスタイプギヤードレンチ
台湾やチャイナの製品も含めて,ギヤレンチ系の工具と言えばコンビネーションタイプが主流なのだが,俺としてはこの形が正解だと思う。ちなみに,各メーカーはギヤ側で本締め出来る事を売りにしているようだが,「本締め」とは決して「本気締め」のことではなく,そのボルトサイズの規定トルクで締める事を指す。オープンエンド側では本締めすら出来ない。ところが,このタイプであればギヤ側で早回しして本締めの後,最後にボックス側で本気締めも出来るというスグレ物である(笑。冗談はともかく,ギヤレンチ系の工具を緩める事に使うのはギヤの寿命を縮めるのでやめた方がいい。その点ボックスタイプならば緩め時の過大なトルクもOKなのでボックス側で緩め,後はギヤ側で早回しという使い方が出来るから俺的にはこの形が正解という訳なのだ。
 
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試しに?先日輸入したチャイナ製クラフツマンと比較してみた。
メッキの感じは似たりよったり?全長も殆ど同じ。しかし,この写真からも解るかと思うがオープンエンド部やリング部の寸法がクラフツマンの方が大きい。これは強度的な理由によるものと思われる。チャイナ製のクラフツマンはアームストロングと同じサイズにしたら強度が出ないのだろう。
 
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重ねてみるとさらによく判る。
チャイナ製クラフツマンの上にUSA製アームストロングを重ねるとクラフツマンがはみ出ている…(笑。
 
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参考に,アメリカ製時代のクラフツマンと比べてみた。
同じ全長ではないので重ねることが出来ないが,オープンエンド側もリング側も明らかに殆ど同じ大きさだということが判る。まぁ,同じ工場製なので当然と言えば当然なのだが(笑。ちなみに,下側のクラフツマンの色はオリジナルで,ブルーチタンコーティング仕上げの物。
 
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MADE USA
果たして,この刻印がされる製品は何時まで続くのだろうか…?
 
 
 
本日のオマケ!
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Weraからギヤードレンチの新製品が出た。
3月4日に発表されたJOKERという製品で,オープンエンド側に特徴がある。ギヤレンチ系工具は日々進化を続けているようで,この工具の売りはオープンエンド部の抜け止め機構とグリップ性とラチェッティング構造のようだ。詳しくはhttp://www-us.wera.de/wera-tv_us.html?&no_cache=1でビデオをみてください。まぁ,これも間違いなく?台湾製だろうけどねぇ(苦笑。
 
 

ギヤレンチ(GEARWRENCH)

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今回輸入した工具はこれ。
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ギヤレンチ(GEARWRENCH)ブランドの工具。
ギヤレンチといえば殆どの人がコンビネーションタイプのギヤードレンチを思い浮かべるだろう。今や,その手の工具の代名詞にすらなっていて,他社製品でも同様の形をしていればギヤレンチと呼ばれてしまうのは周知のとおりである。しかし,近年の本家「ギヤレンチ」は,ギヤードレンチ類にとどまらず,スクリュードライバーやプライヤー類,そして,今回紹介するソケットレンチ類なども「GEARWRENCH」というブランドで製品展開しているのだ。これらの製品を紹介するときは当然,「GEARWRENCHのソケット」とか,「GEARWRENCHのラチェットハンドル」などと紹介しなければならない。極めつけは「GEARWRENCHのギヤレンチ」と紹介しなければならない場合か?こうなると,もう何だかわからねー(笑。
 
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ソケットはこんな感じ。
仕上げやメッキはけっこう綺麗。座グリも深くもなく浅くもなく一般的な感じか。Sq側の部分は角の逃げが付く,ディンプルは普通の4箇所タイプ。アメリカのEASCO製ではないゆえ,四角の2段タイプは採用されていない。ソケットのボルトに対する攻撃性については,HPの「お肌に優しいソケットって…???」に後日アップします。
 
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ラチェットハンドルはこんな感じ。
ギヤ数は60。US PAT.7131353という,EASCOが所有するパテントで製作されるため,構造はマトコやクラフツマンのシールドラチェットハンドルとまったく同じである。違うのはシールドのOリング。アメリカのEASCO製はオレンジ色のシリコン系?のリングを採用しているが台湾製のこれは単なる黒いゴムのリングが使われている。
 
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Sq部はこんな感じ。
仕上げは以前紹介した「ダナハー異母兄弟」のページで紹介したドレイパーのラチェットとまったく同じ感じ。切削痕は残ったままだ。まぁ,同じ台湾LEA WAY製?だから当たり前なのだが…!
 
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マトコに魅力を感じなくなる瞬間…(苦笑。
ダナハー異母兄弟番外編?右2個はアメリカ製。方や左のギヤレンチは台湾製。メカニズムはまったく同じ。しかし価格は???右端のクラフツマンはギヤレンチの約1.5倍位だし,他のブランドには無いクイックリリース機構が付いているから未だ許せる。しかし,マトコは3倍以上!!デザインも刻印が違うだけでさほど違いは無い。高い金出してマトコなんて買うヤツの気が知れない。←って,お前も買ってるだろ!ってか(笑。蛇足だが,右端のクラフツマンは,現行ではチャイナ製に変わってしまったらしいです。あくまで,ネット上から得た情報ですが…。
 
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12ポイントソケットのパッケージ
Made in China!上海SATA製だろう。2008年なので未だダナハーツールグループである。EASCO HAND TOOLの文字も見える。日本で買えるギヤレンチブランドのレンチ類はバルク輸入して日本でパッケージしているから本当の情報はラベルから見ることは出来ない。ライト精機,SIGNETなどが販売するギヤレンチは生産国すら印刷していないのだ。ある意味,故意にやっているんじゃないか?とさえ思うくらいだ。まぁ,製品に印刷や刻印されているTAIWANやCHINAの表示の上へ故意に値札を貼って隠している「上質工具の店」よりかはマシだが…(笑。
 
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6ポイントソケットのパッケージ
Made in Taiwan。これは台湾LEA WAY製。2010年なので既にアペックスツールグループに替わっている。GEARWRENCHの商標権もEASCO HAND TOOLからApex Brandsという会社に移ったようだ。しかし,後の年代の製品が台湾製ということは製造が台湾からチャイナに移行したのではなく,製品によって製造元を変えているのかもしれない。あっ!もしかしたらこれが噂の?注文してみないとどちらが来るか判らないという「Made in China or the Taiwan」ってヤツなのか???
 
 
 

3月24日,ホームページを更新しました。

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3月24日,ホームページを更新。
 
「お肌に優しいソケットって…???」のページに,先日紹介したギヤレンチのソケット2個を追加しました。
 
 
 
本日のオマケ!
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本日のおやつ(笑。
 今日のおやつはホットケーキ(パンケーキ)を焼いてみました。(携帯画像なので不鮮明なのはゴカンベン)
もちろん,市販のホットケーキミクスなんて物は使いませんよ。膨張剤(ベーキングパウダー)も使用せず,泡立てた全卵の力で膨らませます。カステラの生地と材料が近いので卵ボーロやスポンジ生地のような香りがしで美味しいと自画自賛(笑。メープルシロップとバターでいただきます。

最強のラチェットハンドル???

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本日アメリカから届いた工具…
イメージ 1アームストロングのラチェットハンドル
一見すると従来の60歯の製品に見えるが,実は88歯の新製品である。
しかも,アームストロングの通常のカタログには載っていない製品だ。
 
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グリップにはこんな刻印が印字されている。
ASとはAEROSPACEの略。なんと!実はこれ,エアロスペーススペックの工具なのだ。蛇足だが,アームストロングは2008年に5年契約でアメリカ軍に工具を納入する契約を交わしているので,少なくとも2013年まではアメリカ製で有り続けなければならないようです。ミルスペックの工具がチャイナ製じゃシャレにならないからなぁ(笑。
 
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構造はお馴染みの?これ。
アメリカ製ゆえ,台湾製のギヤレンチとは違ってシールドのOリングは赤い物を使用している。
これは,以前紹介したマトコの88歯とまったく同じ構造だ。
 
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MATCOに魅力を感じなくなる瞬間…(苦笑。
同じEASCO製なのでデザイン以外はまったく同じ。しかも,マトコはオートモティブ用にもかかわらず価格は$100近いが,アームストロングの方はエアロスペーススペックの最強製品?なのに$40以下なのだ。メッキの仕上げやSq部の仕上げもさほど変わらない。一体マトコは何が違うのか???マトコを買うヤツの気が知れない(笑。
 
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グリップはこんな感じ。
上が今回買った新製品で,下が従来製品のグリップである。
新製品は真ん中にふくらみを持たせたデザインに変わっている。
 
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カタログは画像をクリックかこちら
メーカーHPには載っていないのでカタログをアップしました。残念ながらドライブツールはソケットもレンチもインチサイズしか無いようです。まぁ,ソケットに関しては大昔に買ったベルツァー製エアロスペーススペックのA7400
シリーズを持っているからヨシとしようか(笑。
 
 
本日のオマケ!
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これが噂の?ベルツァーA7402DM(ディープ)とA7400DM
言う迄もないが,品番に付くAはAEROSPACEの略。この薄肉ソケットはベルツァー史上最強のソケットと言っても過言ではないだろう。今となっては叶わない望みだが,スペアを買っておけばよかったと後悔することしきり。
もちろん,現行ではバーコブランドになってしまったアルゼンチン製ソケットは似て非なる物である。
 
 
 

GRACE USA

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先日,アメリカからこのドライバーセットが届いた。
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GRACE USAのドライバーセット
最近のブログに何回も書いているが,俺は今,消えゆくアメリカ製の工具を集めている。ドライバーの場合,2大OEM供給元であるウェスタンフォージプラットリードIDEAL傘下に収まり,アメリカ製に特化したことからも当分の間アメリカ製のドライバーが消える事はないだろう。しかし,アメリカ製の木柄ドライバーの場合は「森林資源保護のため」という大義名分の元にとっくの昔に消えている。最後まで残っていたのは1980年代まで販売していたプロトの木柄ドライバーだったか?。ところが,アメリカ製木柄ドライバーは現在も消えていなかったのだ。それが今回紹介するグレースUSAの木柄ドライバーである。ちなみに,このGRACEは一般的な汎用工具のメーカーではなく,ガンケア工具専門の会社。一般用途ではないがゆえ木柄ドライバーが生き残れたのかもしれない。ちなみに,今回のセットにはPH2のドライバーも含まれているのでフィット感は後日HPにアップする予定です。
 
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軸先はこんな感じ。
この,ギザギザの感じは間違いなくウェスタンフォージ製?。ウェスタンフォージには現在木柄ドライバーは無いようなのでGRACEの別注品なのだろう。今回取り寄せたこのドライバーセットはメカニック&ホーム用のセットなので一般的な規格で作られているが,他のラインナップではマイナスドライバーの先端はウィンチェスターやブローニングなどといったガンメーカー別のネジに特化した規格で作られている。そういえば今思い出したが,20年くらい前に狩猟をやっている職場の同僚に頼まれてキャベラズから輸入した銃のお手入れセット?みたいな物にこの形のドライバーが入っていたのを思い出した…。しかし,その時入っていたのはノーブランドの物だったが。
 
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グリップはこんな感じ
2010年4月12日に紹介したこともある1970年代のMACと並べてみる。見てのとおり殆ど同じだ。1970年代はこのデザインの木柄ドライバーが各社にラインナップされており,ブルーポイントやWILDEなどもこの形のドライバーを販売していた。それが今でも新品で現行機種として手に入るのだからGRACEのドライバーは貴重品と言っていいだろう。ちなみに,主な販路は工具店ではなくガンを扱うアウトドアショップ関係なので工具店では手に入る店が少ないと思われる。

4月28日,ホームページを更新しました。

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4月28日,ホームページを更新。
 
「スタンダードなドライバーの検証」のページに,先日紹介したGRACE USAのSP2を追加。
 
 
 
本日のオマケ!
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エビネの花が咲きました。
これって工具に関係あんの?なんて野暮なことは言わないように…。
園芸は工具,料理に次ぐ?俺の趣味なのだ。たまには花を見て和みましょ(笑。

5月6日,ホームページを更新しました。

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5月6日,ホームページを更新。
 
「お肌に優しいソケットって…???」のページに,S・K2312を追加。
ちなみに。今回輸入したS・KはIDEAL傘下になってからの製品なのだが,
S・Kのロゴがマニアでないと判らない程度に?少しだけ変わっていました。
近日に「旧ロゴを探せ!!(その33:S・K編)」として登場かな???(笑。
 
 
本日のオマケ!
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半熟生カステラを焼いてみました。
このお菓子は初めて作るので某レシピ本のとおり忠実に焼いてみたのだが,焼き時間が長かったのか?半熟というより,しっとりカステラという感じになってしまいました。ちなみに,このお菓子はバターを使っているので厳密に言うとカステラとは言えない。カステラはバターを使わないのだ。ポルトガルのパン・デ・ローという菓子がこれの原型らしい。
 
で,味の方は?というと,もちろん,「(゜Д゜)ウマー!」なのは言う迄もない(笑。いつもは甘い物を節制していて殆ど食べない糖尿病の友人が,「これは美味しい!」と,おかわりをしたくらいですから…。って,血糖値は大丈夫なのか???
 
 
 
 

6月3日,ホームページを更新しました。

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本日,ホームページを更新。
 
読む工具のページに,「工具&ガレージライフVol.3」を追加しました。
 URL
http://vespags.web.fc2.com/index.html
 
 
 
本日のオマケ!
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今日はプリンを作ってみた。
材料は卵黄,低温殺菌牛乳,バニラビーンズ,砂糖のみ。それをオーブンで湯煎焼きにします。
生クリームを入れなくても超滑らかで(゜Д゜)ウマー!
パ○テルのなめらかプリンよりも遙かに美味いと自画自賛(笑。
 

COUGAR

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今回,急遽輸入した工具がこれ。
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COUGARの工具。
この,クーガーは知る人ぞ知る?WRIGHTTOOLのディフュージョンライン。廉価版の工具にもかかわらず100%アメリカ製だった。「だった」と敢えて書いたのは既にアメリカ製ではなくなっているからだ。ライトツールは100%アメリカ製に特化したメーカーだから安心?していたのだが,ついにこの春くらいからCOUGARはチャイナ製?になってしまったようなのだ。メーカーのHPからリンクが消え,カタログのDLも出来なくなっている。という事で,急遽売れ残っているUSA物をいくつか輸入してみたという訳だ。しかし,現時点では12mmのソケットが手に入らず,ボルトに対する攻撃性がテスト出来なかったのは残念であるが…!
 
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工具のロゴはこんな感じ。
 
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シンボルはもちろんクーガー。
 
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ソケットはこんな感じ。
座グリは浅くもなく深くもなく一般的。仕上げは悪くない。Sq側は角に逃げが無く,何となく古くさい感じ?がする。
メッキは綺麗。こうしてみるとWRIGHTブランドのソケットとさほど変わらない感じ。価格の差は材質の差かも。
 
蛇足だが,このCOUGARの非USA化により,俺の知る各有名ブランドのディフュージョンラインはすべてチャイナ製になってしまったようだ。つーか,大元のブランドそのものが台湾やチャイナ製になってしまっているのだから世話ねえやって感じか。ちなみに,各ブランドのディフュージョンラインは,ご存じスナップオンがブルーポイント,マトコがシルバーイーグル,プロトがブラックホーク,アームストロングがアレン,クラフツマンがエボルブというブランドで商品展開をしている。このうち,ブラックホークとアレンはかつては独立したメーカーですべてアメリカ製だったが,各ブランドの傘下になるとセカンドブランド扱いとなって,そのうちにコストダウンのためチャイナや台湾生産に変わってしまったようである。
 
 
 
本日のオマケ!
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今日仕込んだ豆板醤(笑。
今年も友人からソラマメを大量に貰ったので仕込んでみた。昨年仕込んだ物は既に小瓶に残りちょっと。
調味料の豆板醤としてよりも,焼き鳥などに付ける辛味噌的に使ってしまい,熟成する前に無くなりそうだ(苦笑。

CAROLUS

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先週,当ブログをご贔屓に?していただいている「ぐるオヤジ氏」のページでカロラスが話題になっていた。おぉ!このブランドがあったじゃないか!最近は国内に代理店が無くなりすっかり見なくなってしまったので持っていることすら?忘れていたのだった(苦笑。
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俺が持っているCAROLUSの工具
記憶が曖昧だが両方とも20年以上前に買った物だ。左はConterflex(カンターフレックス)という首振り角度が固定できるラチェットハンドル。右のセットはrast flex(現在はReadyflex(レディーフレックス)に名称変更)という同様に首振り角度が固定できるハンドルのセットだ。当時,どこのメーカーにも首振りラチェットはあったが,角度を固定出来る製品は殆ど無く,カロラスの製品は画期的だった。
 
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ハンドルはこんな感じ
当時,カロラスの日本総代理店は新潟のダイヤ精工。ここは「TOUGH」という当時ホームセンターではよく見かけたCPの高い工具を作る会社で,現在は国内向け工具の販売は中止している。そんな会社が,何故CAROLUSの代理店をやっているのか疑問だった?が,その後,色々と調べてみるとカンターフレックスの機構はダイヤ精工の井上氏が持つパテント(US PAT.471145)であることが判った。何のことはない。当時,カロラスのラチェットやソケットはダイヤ精工製だったのである。だから日本総代理店なのだ。もしかして,輸入元とは云いながら製造直販だったのかも?
 
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ところがっ!
レディーフレックスの方はドイツ製。
それもそのはず?,こちらの方はドイツの人がパテント(US PAT.4794829)を持っていたのだった…。
ちなみに,首振り角度を替える方法だが,カンターフレックスはゴム製のグリップを後ろに引きながら180度回す。そうすると首はフリーになるので任意の角度にして再びグリップを180度戻すと固定される訳だ。そして,レディーフレックスの方は赤いボタンを押したままにすると首がフリーになるので,そのまま任意の角度にしたらボタンを戻すと角度は固定される。
 
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ラチェットヘッドはこんな感じ。
差し込むラチェットヘッドはギヤレンチ系の製品が登場する一時代前の製品なので20歯。
現在ならばさらに小さいヘッド径でギヤ数も当然?72以上になるだろう。これも当然?ドイツ製である。
 
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パッケージはこんな感じ。
ロゴ自体は現行も同じで,旧ロゴという感じではないが,当時の表記はcaroLus technicというロゴになる。
ちなみに,現行はGEDORE傘下になっているのでcaroLusの後に「W」のようなGEDOREのマークが入る。
 
 

8月4日,ホームページを更新しました。

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本日,ホームページを更新。
 
ツールショップガイドのページに,2店舗を追加しました。
 URL
http://vespags.web.fc2.com/index.html
 
 
 
本日のオマケ!
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暑くてもツーリング!
某峠で珈琲ブレイク。同行は大型バイクを駆る女性(笑。いつもならエスプレッソメーカーをガソリンストーブで沸かすところだが,夏場はやっぱり水筒に冷たい飲み物が美味い。ちゃんとドリップで淹れたミルク多めのアイスコーヒーはそこら辺で売っている缶コーヒーとは一線を画すモノなのは言う迄もない。
 
注:プライバシー保護のためモザイクを掛けております。
って,ここまで隠すと貼り付ける意味がないってか(笑。

CHAPMAN MFG

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最近は外国ブランドとはいっても製造は台湾やチャイナといった物が殆どである。「舶来工具」の俺的な定義は,「欧米のブランドで発祥の地での生産か,もしくはその周辺国での生産に限る」というものだ。EU加盟国の工具はEU内での生産,アメリカンブランドだったらメキシコ生産が許容範囲の限度だろう。だから,このブログでは明らかに台湾やチャイナ製の欧米ブランドを紹介する気もないし,急激に舶来工具熱が冷めつつある今日この頃なのである。
さて,前置きがだいぶ長くなってしまったが,今回紹介するブランドはアメリカのCHAPMAN MFG。ビットラチェットドライバーの専門メーカーだ。ネットサーフィン(死語)をしていてこの製品を見つけた時は何か旧友に出会えたような?気分だった。「おぉ!お前はまだアメリカ製で生き残っていたのか」と…!。
 
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左のケース入りセットが今回輸入した物で右側が25年前に買った物。これを見れば「旧友に出会えたような気持ち」という表現が解るだろう。現在も当時とまったく変わらないまま生きながらえていた?からである。ちなみに,25年前の物のラチェットハンドルはチャップマン製ではなくK-D製(ダナハー傘下より前の物)だ。
 
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25年の変遷
唯一,これだけ形状が変わっていた。上が現行機種。両方共プラットリード製っぽい。
 
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ラチェットハンドル
言う迄もなく上がCHAPMAN。これは25年前とまったく変わっていない。当時,何故俺がハンドルだけK-Dをチョイスしたかというと,チャップマンは逆転時裏返ししてビットを差し替えなければならないが,K-Dは切替式でその必要が無かったからである。しかし,ギア数ではチャップマンが20に対しK-Dは15と少ない。
 
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ビットはこんな感じ
六角のサイズは1/4inで通常のビットと同じだが,ラチェットハンドルの差し込み側にはホールド機構が付いていないためビット側にホールドさせるためのボールが付く。だから,通常のビットドライバー用ビットは使えない。ちなみに,上のHEXビットの頭についているスプライン状の部分は回すための物。下のTORXに付いていないのは製造元が違うからなのだろう。材質もこの赤茶色の感じからこちらの方がパナジウムが多いと思われる。蛇足だが,ボールが付いているビットは日本のコーケン(品番:101*)から発売されているのでもしかしたら流用可能かもしれない。
 
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もちろん,MADE IN THE USA
 
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世界でのライバル?
台湾製のリバースギヤセット。ご存じ,ギヤレンチの考案者ボビーさんの特許製品。写真はオリジナルそのまま販売されているPro-Autoブランドの物だが,トネ,FACOM,Weraなどにもデザインを変えてOEM供給している,もはや世界の一流品と言っても過言ではない物。ギヤ数は48でチャップマンなどとは比べようもないほど多く,使用できるビットも汎用の1/4HEXビットである。ライバルというより,性能から言ったらチャップマンはこれに駆逐されてもおかしくない感じだ。
 
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アメリカ国内のライバル?
2010年4月4日に紹介した,DURHAM(WFMC)ミニラチェットセット。
これがCHAPMANのアメリカ国内における最大のライバルと言えるだろう。
 
 
 

GEDORE No.7

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今日ドイツから届いた工具…
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上の2本No.7Rがフラットタイプのワンウェイ。下の2本No.7URが13度オフセットのリバーシブルタイプだ。GEDOREはご存じの通り世界各国に工場を持つドイツの大手メーカーである。製品もインドや南アフリカなどが中心でドイツ製はあまり多くはない。その例に漏れず,かつてはのNo.7シリーズのギヤードレンチも台湾製でギヤテックのOEMと思われる物だった。 
 
ところがっ!
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MADE IN GERMANY!
 なんと!去年あたりからドイツ製になっていたのである。その事は俺もだいぶ前から知っていたのだが,ドイツのネットショップに売っていても品番が同じゆえドイツ製か台湾製か区別がつかず,購入に二の足を踏んでいた。eBayに安く出ていた物も殆ど売れ残りの台湾製だった。そして今回,そろそろ台湾製は完売した頃だろうと推測し,やっと購入に踏み切ったという訳なのだ(笑。
 
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このギヤードレンチは分解が可能???
さすがにギヤレンチやギヤテックなどの分解不可能なタイプは台湾パテントの関係で生産できないようだ。このGEDOREのメカニズムは,ラチェットハンドルなどと同じなのだろう。台湾製時代の7Rは全製品がギヤ数72だったが,現行品は72に届かず,15mm迄が52,それ以上が60となっており,7Rの30mm以上のみ72を確保している。しかし,唯一の?ドイツ製ギヤードレンチであることを考えるとこの製品は貴重な一品と言える。蛇足だが,他のドイツブランドのギヤードレンチは間違いなく台湾やチャイナ製だ。以前「ハゼットの物はドイツ製」というような事を書いているブログを見かけたこともあるが,ハゼットは間違いなくギヤレンチのOEMである。嘘だと思うならば切り替えレバーを見るといい。台湾リーウェイがパテントを持つギヤレンチと同じデザインだから…。そういえばWeraのジョーカーは台湾製だと思っていたらチェコ製だったな…。
 
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で,お決まりの分解(笑。
予想通り?ラチェットハンドルなどと同じ機構。止めているネジはTORX.。この12mmのレンチはT6を採用。
 
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この切り替えレバーは秀逸
先端の出っ張りが実にいい。ここに爪が掛かって切り替えがしやすいのだ。しかし,残念な事に切り替えのフィーリングは渋くてスムーズとは言えない。使い込んだら少しは良くなるのだろうか?
 
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しかし,やっぱりこれは残念!!
一番のウィークポイントはヘッドの大きさ。比較したのはアメリカ製のアームストロングなのだが,それより一回り大きい。やはり,ヘッドのコンパクトさでギヤレンチ系工具に敵わないのは仕方がない事なのだろうか…。
 
 
 
 
 

KOBALT BOTTLE CAP OPENER

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 本日,アメリカからこの工具が到着。
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コバルトのボトルキャップオープナー
要は栓抜き。もちろんマニアならば二個買いは常識?であろう(笑。
コバルト製品がアメリカ製ではなくなってから一年近く経つが,ダナハー製ならばUSA物新品ストックが今でも時々生産中止品を扱う店に入荷するみたいだ。さすがにJHウィリアムズ製の新品コバルトは入手困難のようで,見かける事は殆ど無くなってしまったが…。
 
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もちろん,言う迄もなくアメリカ製!
工具扱いなので,23639という品番が存在する。
×の中にNの記号はイヤーマークだと思われる。あくまで推測だが。
 
 
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ウチにある工具メーカーの栓抜き
一番上は,過去にHPでも紹介したことがあるCRAFTSMAN。その下が今回輸入したKOBALT。一番下はHAZETである。上の二つはちゃんとした?工具の扱いで共にEASCO(旧ダナハーツールグループの中枢メーカー)で作られている。一番下のHAZETは品番が刻印されておらずノベルティの扱いだ。ただし,グリップは1/4Sqのラチェットに使われているものと同じだし,型もラチェットハンドルの型とまったく同じ物だ。
 
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栓抜き部分はこんな感じ。
形状はクラフツマンとまったく同じ。同じ工場で同じパテントで作られたのだから当たり前か。
 
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で,さっそく使ってみた(笑。
これは,「栓を抜く」という用途の立派な工具。絶版だから勿体ないなど言って飾り物にしてはいけない。使用頻度はともかく工具なんて物は使ってこそ生きてくる。まぁ,俺の場合二個買いなので気兼ねなく使える訳なのだが…。
 
蛇足だが,ホッピーは3キンに限る(笑。(ホッピー,焼酎,ジョッキの三つをキンキンに冷やすこと。ジョッキは冷凍庫で)もちろん,割る焼酎は甲類焼酎の名品,キンミヤ焼酎なのは言う迄もない。あと,氷は入れてはいけない。これだけこだわって,さらにアメリカ製有名工具ブランドの栓抜きで栓を抜いて飲めば,ホッピービバレッジのミーナ社長もきっと喜んでくれるだろう(笑。
 
 

9月16日,ホームページを更新しました。

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本日,ホームページを更新。
 
読む工具…のページに,モトメンテの工具本を追加しました。
 URL
http://vespags.web.fc2.com/index.html
 
 
本日のオマケ!
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おっぱいが生えてきた(笑。
家の庭に生えてきた謎のキノコ。俺がオッパイ好きなのを知ってるのか?,オッパイそっくりな形状なのだ。食えるのかも不明。図鑑で調べるも何というキノコなのかわからず…。まぁ,チン○コそっくりなキノコもあるのだからオッパイにそっくりなキノコがあってもおかしくないってか…!(笑。
 
 

9月26日,ホームページを更新しました。

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本日,ホームページを更新。
 
読む工具…のページに,工具の本総集編を追加しました。
 URL
http://vespags.web.fc2.com/index.html
 
 
本日のオマケ!
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スィートポテトを焼いてみた。
成形があまり綺麗でないのはご愛敬。しかし,味は一流品?ですよ。松蔵ポテトより美味いと自画自賛(笑。材料は薩摩芋,バター,砂糖,塩,ミルク,卵,ラム酒のみ。至ってシンプルなお菓子ですが,水分を飛ばすために加熱しながら練り上げる作業がけっこうシンドイ。疲れたからといってここで手を抜くと成形がうまくいかずこのような形にはなりません。
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